保険診療で顔面痙攣の鍼治療を行うには?

0
    保険診療とは、つまり保険証が使えるということで、診療費は患者が3割負担ですむと言うことです。

    ただ、鍼灸治療などはその全てが保険診療で対応できるわけではありません。

    ここでは、顔面痙攣の鍼治療に限って、ぼくの経験を交えながら分りやすく説明していきます。

    (分りやすくなかったらごめんなさい(謝)!っつーか、コメント欄に質問とかしてくだされば、出来る範囲で調べなおします。)


    まず、顔面痙攣の鍼治療を保険診療で行う前提として、医師の治療を受けていなければいけません。そして、その医師による適当な治療手段がない場合に、その医師から同意書をもらえば、晴れて保険診療と認められます。

    ここで注意点は、同意書は3ヶ月ごとに再同意が必要なことと、保険診療で鍼灸治療を受けている期間は、その病気については病院にかかれないと言うことです。

    ぼくの場合、鍼治療を受ける前に、ボトックス注射も試しましたし、他の治療は考えられなかったので鍼治療にかけました。

    だから、顔面痙攣に関して、鍼治療以外の治療行為を受けに病院に行くつもりはなかったので、これに関しては問題ありませんでした。

    しかし、ボトックス注射を受けていたのは引っ越す前の家の近くの病院で、結構時間がたっていたのと距離が遠かったので、ちょっと難しいのでは?と考えていました。

    その旨を、鍼灸院に相談すると、(これはあまりおおっぴらに言わない方がいいのかもしれませんが……。)ちょっと裏技的な次の方法を教えてくれました。

    その方法と言うのは、とりあえず今の家の近くにある病院に行って、顔面痙攣の症状を見てもらい、以前にボトックス注射も受けたことを話し、他の治療法はないかと相談して(基本的に顔面痙攣の治療と言えば、ボトックス注射か手術くらいしかないので。)、その後に同意書をもらうと言うものでした。

    ぼくが行った鍼灸院での説明では、こともなげに簡単に話していたので、別段難しく考えることもなく、その後家に帰ってから駅から一番近い病院に行きました。

    ところが、その病院では、

    「うちでは取り扱ってないから、この近くの○○病院に行ってみては?」

    と別の病院を紹介されました。

    はじめはぼくが、病院の選択をミスったのかと思い、言われるままにその紹介された病院に行ってみました。

    ところが、その病院でもこういうことは受け付けてないと言われ、仕方がないので受け付けてくれそうなほかの病院を聞いて、そこに行ってみました。

    でも、結局そこもダメ。

    ちょっとハラが立ってきて、そこで診てくれたお医者さんに何で受け付けてないのか聞いてみました。

    だって、鍼灸院では当たり前のように同意書はもらえるような説明を受けてきたんですから、ぼくとしては、同意書はメンドクサイだけでお金にならないから、病院としてはイヤなのかな?とか考えたのです。

    ところが、実情はそうではなく、病院側としては、どうも鍼治療とかをまともな医療行為として認めてないようなんです。

    で、以前に同意書を発行したせいで、トラブルに巻き込まれたりしたことが結構あったらしいんですよね。

    なので、そういったことには関わり合いたくないと言うことで、飛び入りできた患者に同意書を発行するのはやめてるらしいんです。

    この時点で、なんだかちょっと鍼灸院に疑惑の念が沸き起こってきたのですが、仕方なく日を改めて、その旨を鍼灸院に伝えに行きました。すると、

    「この病院のすぐ近くの○○医院なら、確実にすぐ同意書をくれますよ。」

    とのこと。

    実は、この病院のことは、初診のときに紹介を受けていたんですが、受診時間が18時以降(だったと思います。)と遅かったので、(もちろんこの時間は、お勤めしてる人にはうれしい時間なんですが、ぼくは鍼灸院に行くときは、遠かったのでいつも午後半休取って行ってたんです。)避けてたんです。

    まぁ、こうなっては仕方ないので、その病院に行きました。

    結果として、あっさり同意書をいただきました。言い方は悪いけど、なんかグルになってるって感じがしました。(←提携してるって言えばいいのかな(笑)?)

    そういうワケで、何とか無事、ぼくは顔面痙攣を保険診療として鍼灸治療出来ることとなったのです。


    その顔面痙攣の鍼灸治療の内容については、「顔面痙攣に鍼治療は効かない」を参照していただくとして、最後に、とーっても大事な大事な注意点を教えちゃいます!


    顔面痙攣の鍼灸治療は、たとえ保険診療が認められたとしても、その全額が保険診療として認められたわけではありません!

    「えっ!?どういうこと?」

    って感じですよね?

    これはつまり、例えば通常の保険診療で1万円かかったとすると、患者さんは3割負担と言うことで3千円払うことになるわけですが、鍼灸治療の場合の保険診療は、その治療の一部を保険診療として認めます。と言うことなのです。

    そもそも、鍼灸院で保険診療が認められた治療をしても、その場で3割負担にはなりません。

    全部の治療が終わってから、協会健保とかに手続きをして、後から保険の負担分が戻ってくるのです。

    だから、ぼくも保険の負担分の計算表とかが、協会健保から戻ってきてはじめてこの事実を知ったんです。

    このことをはじめに説明されていれば、あれほど気軽に何回も鍼灸治療を受けなかったと思います。

    このことに関しても、ぼくはどうも鍼灸院に対していい感情がもてなくなりました。

    もちろんぼくのリサーチ不足は否めませんが、鍼灸院の説明では、簡単に保険診療が受けられると言うものだけだったので、もちろん3割負担で済むと思い込んでも仕方ないと思います。


    あなたも、顔面痙攣はおつらいでしょうが、鍼治療を受けるときは重々注意して、よく考えて計算してから受けてくださいね。


    ちなみに、ぼくの場合はいくら治療費がかかったかと言えば、一回6千円の鍼治療を10回ほど受けて、6万円。

    で、ぼくの計算では、4万円以上戻ってくると思っていたんですが、実際に戻ってきたのは、

    1万9千円!

    程度でした……。(料金は場合によって変わると思いますので、詳細は、鍼灸院や協会健保や国保の窓口等にお問い合わせくださいね。)

    あの時、ぼくは初めて、センベイさん(←古いか(笑)?ドクタースランプ、あられちゃん知ってる?)みたいに、自分の目が飛び出たのを感じました。

    JUGEMテーマ:顔面痙攣

    コメント
    コメントする